麻疹抑制計画
The Project for Measles Control
終了案件

- 国名
- フィリピン
- 事業
- 無償資金協力(交換公文(E/N))
- 課題
- 保健医療
- 交換公文(E/N)署名
- 2003年3月~
- 供与額
- 8.81億円
プロジェクト紹介
フィリピンでは、子どもの主要な死亡原因のひとつである麻疹の根絶をめざし、1998年に予防接種を集中的に行うキャンペーンを実施しました。その後5年が経過し、予防接種を受けていない子どもが増加しており、麻疹の大流行が懸念されていました。この協力では、生後9ヵ月から8歳未満の子ども約1,800万人を対象として、ワクチン(約2,500万ドース)と注射器、注射器廃棄用セーフティーボックスなどの調達を支援しました。これにより、全国平均約92パーセントの接種率を達成し、麻疹による死亡率・罹患率の減少に寄与しました。