森林保全・復旧計画フェーズ2
The Forest Conservation and Afforestation Project Phase 2 in Lao People's Democratic Republic
終了案件

- 国名
- ラオス
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 自然環境保全
- 協力期間
- 1998年7月~2003年7月
プロジェクト紹介
ラオスは国土面積の80パーセントが山岳地帯で、森林資源が豊富な国ですが、焼畑移動耕作、不法伐採、土地の他用途への転用などにより森林率が低下していました。特に山岳民族の人口増加に伴い焼畑面積が拡大しており、食糧確保のために焼畑周期が短期化し、森林の土壌条件がさらに劣悪化するという悪循環も生じていました。この協力(第2期)では、ナムグムダム集水域において、住民による森林管理手法を確立し、住民が現金収入を得られるようなモデルを開発することを目的に、地方行政組織・行政官への研修や住民への苗畑管理や苗木生産にかかる技術移転などを支援しました。これにより、住民参加型森林管理を促進する地方行政組織の能力向上に貢献しました。