第三次カトマンズ地区配電網拡張整備計画

The Project for the Extension and Reinforcement of Power Transmission and Distribution System in Kathmandu Valley(Phase 3)

終了案件

国名
ネパール
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
資源・エネルギー
交換公文(E/N)署名
2003年7月~
供与額
13.80億円

プロジェクト紹介

電力の多くを水力発電に依存しているネパール。首都カトマンズの電力事情は、発電施設の建設及び、送配電網の整備の遅れから慢性的な電力の供給不足が続いており、長期停電が頻繁に発生しています。その解決手段の一つとして電力輸送能力の増強や安定性及び信頼性の高い電力供給が求められています。日本は、カトマンズ市中心部において、配電用変電所を建設するとともに、既設の変電所からこの協力により新設する変電所までの高圧地中送電線の拡張を支援しました。これにより、対象地区における信頼度の高い電力供給に寄与しました。

協力地域地図

第三次カトマンズ地区配電網拡張整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 本協力により整備されたSiuchatar変電所:機器全景 

  • 本協力により建設された配電用変電所(K3変電所):変圧器 

  • ガス絶縁開閉装置(GIS) 

  • 地中送電線のケーブル(河川横断箇所) 

  • 本協力の設備維持管理担当職員による授業風景:研修講師として実施機関であるネパール電力公社の関係部署職員を指導している。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。