第三次地方地下水開発計画

終了案件

国名
ボリビア
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
水資源・防災
交換公文(E/N)署名
2003年7月~
供与額
9.65億円

プロジェクト紹介

ボリビアでは、地方部の給水率が低い状況にあり、貧困層住民は、水汲み労働などの困難を強いられていました。また、飲料水を表流水や浅井戸から得るため、小児性下痢症、赤痢、コレラなどの罹患率が高い状況にありました。この協力では、ラパス県およびポトシ県の地方給水率を向上させるため、井戸掘削機材、物理探査機材などの調達と必要とされる技術指導を行いました。これにより、対象地域住民へ安定的に衛生的な飲料水を供給し、水汲み労働から解放するとともに、水因性疾患の罹患率の低下、教育機会の増大、女性の地位向上などに寄与しました。

協力地域地図

第三次地方地下水開発計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ラパス県カラマルカ郡カニュマ村。子供や村人たちは大喜び。 

  • ラパス県インガビ郡タラコ市ヒワイ・チコ村。2010年までに192井戸が同機材にて掘削された。 

  • ラパス県カマチョ郡エスコマ市エスコマ村。作業中の県庁技術者達と村人達。 

  • ラパス県農村部にて、日本の技術者から指導を受けた県庁の熟練技術者が井戸掘削を実施中。 

  • ラパス県農村部にて、日本の技術者から指導を受けた県庁の熟練技術者が井戸掘削を実施中。 

  • ポトシ県。掘削された手押しポンプ式井戸の供与式。子供達は手押しポンプから出る水に大喜び。 

  • ポトシ県プナ市カパニャ村。掘削された井戸につくられた水道システムの供与式。 

  • ポトシ県。日本人技術者から研修を受けた県庁の熟練技師による掘削作業。 

  • 手押しポンプの供与式。県知事は日本の国民に対し感謝の意を表した。 

  • ポトシ県。同井戸では技プロ「生命の水」と連携し、太陽光パネルを利用したポンプシステムを設置。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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