消防車両整備計画

エジプト東部および南東部のアスワン、紅海、南シナイの3県においては、人口の急増に伴い火災件数が急増していました。しかし、保有する消防機材が老朽化し、火災発生時の迅速な消防活動が困難となっていました。また、同3県は世界的文化遺産を有することから観光客の来訪数も多く、十分な消防能力を保持することは、外貨収入源である観光産業への火災による影響を軽減する上でも重要です。この協力では、上記3県における消防車両の整備を支援しました。これにより、出動可能な消防車の割合は増加し、機動的な消防活動体制の改善に寄与しました。