バハルヨセフ灌漑用水路サコーラ堰改修計画

The Project for Rehabilitation and Improvement of Sakoula Regulator on Bahr Yusef Canal

終了案件

国名
エジプト
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
農業開発/農村開発
交換公文(E/N)署名
2004年6月~
供与額
20.01億円

プロジェクト紹介

エジプトのバハルヨセフ灌漑用水路は、同国の農業全体の約13パーセントの灌漑に利用されている重要な水利施設です。その中流に位置するサコーラ堰は、建設後約100年を経て堰の開閉が十分に行えないなど、本来の灌漑の役目を十分に果たしていませんでした。また自然崩壊の恐れもあり、周辺農民や農地に多大な被害が及ぶと懸念されました。この協力では、崩壊の危機にあるサコーラ堰の更新と、水位・流量調節が容易な最新ゲートの導入を支援しました。これにより、適正な水管理が可能になり、安定的な用水供給に寄与しました。

協力地域地図

バハルヨセフ灌漑用水路サコーラ堰改修計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 協力実施前のサコーラ堰全景。1902年に建設された。 

  • 協力実施前のサコーラ堰全景。下流エプロンの石張りに剥がれが生じている。 

  • 協力実施前のサコーラ堰併設橋(併設橋上での日曜マーケット風景)。 

  • 協力実施前のゲート操作橋でのゲート巻き上げの様子。ゲート操作は3〜4人で行われ、2メートル巻き上げるのに20分を要する。 

  • 本協力で整備されたサコーラ堰。 

  • 本協力で整備されたゲートおよび併設橋。 

  • 本協力で整備された管理棟。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。