ヨルダン渓谷北・中部給水網改善・拡張計画

水資源が著しく不足しているヨルダンのなかでも、渓谷部の北部および中部では、配水管網の老朽化により、多量の不明水（漏水・盗水など）が発生したり、深井戸においてもポンプの老朽化などで効率的な給水が行われていないなど、水資源の損失を最小するための改善が求められていました。この協力では、対象地域において、配水、送水管の敷設替えやポンプ場の更新などを支援しました。これにより、給水人口も飛躍的に増大するなど、安全な水の効率的な供給が図られ、地域住民の生活環境改善に寄与しました。