国道一号線改修計画(第1期)

The Project for the Improvement of the National Road No.1

終了案件

国名
カンボジア
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
運輸交通
交換公文(E/N)署名
2005年6月~
供与額
7.86億円

プロジェクト紹介

カンボジアの国道1号線はプノンペンとベトナム国境バベットを結ぶ同国の最重要道路の一つですが、同道路のプノンペン~ネアックルン区間(約56キロメートル)はメコン河に平行して横たわる氾濫原に位置することから、損傷が著しい状況にありました。この協力(第1期)では、同区間の改修のうち、仮設橋2橋の架け替えを支援しました。これにより、主要幹線道路上の2橋の走行性が改善され、通行可能車両が15トンから20トンへ増加することにより、貨物輸送の効率化および交通渋滞の緩和に貢献しました。

協力地域地図

国道一号線改修計画(第1期)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 2000年の大洪水時、カンボジア政府は洪水被害を抑えるために国道一号線を決壊させ、メコン河の水を後背地に流した。 

  • 2000年の大洪水後に架けられた幅員の狭い仮橋。 

  • 国道一号線改修計画の第1期工事として2005年11月に仮橋の架け替えを開始、2006年12月 にNo.2橋梁、No.3橋梁が完成。 

  • 完成時のNo.2橋梁。 

  • 2006年12月16日にNo.2橋梁の傍で第1期工事の竣工式および第2期工事(道路整備)の起工式が行われた。 

  • フンセン首相による祝辞。日本の支援への謝意と、引き続き国道一号線改修支援に対する期待が述べられた。 

  • テープカットに向かうカンボジア政府、日本政府の参列者。 

  • 竣工時のNo.3橋梁の全景。 

  • 雨期のNo.2橋梁の様子。 

  • プノンペンからベトナム国境に延びる国道一号線上のNo.2橋梁。地元の交通に加えて国際長距離バス・トラックも通行する。 

関連情報