地方電化プロジェクト
Sustainability Improvement of Renewable Energy Development in Village Electrification in the Philippines
終了案件

- 国名
- フィリピン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 協力期間
- 2004年6月~2009年7月
プロジェクト紹介
フィリピンは、最重要政策の一つとして地方電化を推進していますが、バランガイ(村落)レベルの家屋電化率は7割程度にしか過ぎず、約250万世帯の人々が依然として電気の無い生活を送っていました。これらの人々の多くは送配電線の届き難い山岳部や離島に散在しており、送配電線の延長による電化は困難な状況でした。このため、再生可能エネルギーを利用した独立分散型電源は適切な電化手段として注目されていました。この協力では、エネルギー省(DOE)をはじめ関係機関に対し、マイクロ水力発電・太陽光発電などに係る知識や技術を移転し、再生可能エネルギーを活用した地方電化プロジェクトの推進のための政策策定などを支援しました。これにより、DOEなどの能力向上に寄与しました。