地方水道改善プロジェクト

Small Water Districts Improvement Project

終了案件

国名
フィリピン
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2005年7月~2012年3月

プロジェクト紹介

フィリピンの上水道分野は、1980年初めから日本を含む多くのドナー支援を受け、また同国政府も中期開発計画(2004~2010)において、安全な飲料水の供給を優先課題として取り組み、住民の水へのアクセスの改善が進められていました。しかしながら、各地方政府の給水事業を行う水道区は独立採算による事業運営を基本としており、同国政府の財政状況も反映して、公的財政支援が期待できない中、水道区によっては債務を抱え、施設の不備・老朽化に対処することができないなどの状況が発生し、サービスの質の低下と、さらに給水栓数が減少するといった悪循環が生じました。この協力では、このような課題に対し、対象水道区での、水供給施設改善にかかる各種の能力強化を図り、給水サービスおよび経営の改善に寄与しました。

協力地域地図

地方水道改善プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • プロジェクトの経緯を説明するロボ水道区ジェネラルマネージャー 

  • ロボ水道区が用意した土地に、施設改善の一環として建設された貯水槽 

  • 供与された給水設備を操作する、サン・マルセリノ水道区の技術者(左) 

  • レオン水道区に供与された給水設備 

  • この協力で建設した高架水槽(サン・マルセリノ水道区) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。