稲種子増殖普及システム改善計画プロジェクト
Rice Seed Multiplication and Distribution System Improvement Project
終了案件

- 国名
- ラオス
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2006年8月~2011年7月
プロジェクト紹介
コメが主食で基幹作物であるラオスでは、経済成長に伴い、コメの需要量の増大が予想されることから、国際稲研究所(IRRI)の協力により、同国に適した高品質(収量性が高い・耐病性がある・食味が良い)な稲の改良品種を、農業研究センターを中心に育成しました。しかし、同国の種子センターおよび稲種子生産農家は、種子生産の栽培管理や乾燥・選別といった種子調製の技術レベルが低いため、生産される稲種子の品質は低く、生産量も少ない状況でした。この協力では、対象3県の状況に適した稲種子の増殖・普及システムの確立を支援しました。これにより、品質の良い稲種子が農民に広く使用されることに寄与しました。