ワクチン予防可能感染症のサーベイランス及びコントロールプロジェクト
Project for Surveillance and Control for Vaccine-Preventable Diseases
終了案件

- 国名
- 中華人民共和国
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2006年12月~2011年12月
プロジェクト紹介
中国は、広大な国土と膨大な人口を有することから、様々な感染症の発生地であると同時に感染者数も多く、グローバル化が進むなか、感染症は国境を越えて広がりやすく、日本を含む西太平洋地区において、中国の感染症対策は大きな課題となっていました。係る状況のもと、2000年には、日本の無償資金協力や技術協力を通じてポリオ根絶宣言という成果をあげましたが、農村部においては対策が不十分であるために感染拡大の大きな潜在的リスクとなっていました。この協力では、中西部の5省を対象として、サーベイランスの水準と予防接種サービスの質の向上を支援しました。これにより、ポリオフリーの維持および麻疹、B型肝炎、日本脳炎の発生率低減を図り、対象省の子どもの健康の向上に寄与しました。