テレビ番組による授業改善計画プロジェクト

山岳地域や離島などアクセスの困難な遠隔地を多く抱えるパプアニューギニアでは、教育施設や教員の数・質に大きな課題が残されており、基礎教育における指標は低い水準となっています。この協力では、東セピック州およびブーゲンビル州のプロジェクト対象校（67校）において、テレビ授業担当教員の授業運営能力の向上を図るとともに、テレビ授業番組を継続的に受信するための環境を整備しました。これにより、2010年の時点で対象州の学校でテレビ授業を活用した教員が養成され、対象校生徒の学力向上に貢献するとともに、このモデルが他州にも普及することに寄与しました。