南部州子宮頸がん対策プロジェクト
Project for Prevention and Control of Uterine Cervical Cancer in the Southern States of Mexico
終了案件

- 国名
- メキシコ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2004年10月~2007年10月
プロジェクト紹介
メキシコでは、25歳以上の女性のがんによる死亡件数の中で最も多いのが子宮頸がんですが、死亡率を下げるために最も効果的ながんの早期発見に必要な診断システムが未整備の状況でした。これまで、日本は、同国ベラクルス州をモデル州として、子宮がん検診の受診率向上と細胞診断システムの改善を目的とした支援を行ってきましたが、この協力では、その成果を他6州にも普及させるべく、これらの州の保健所の医師や看護師に対して、細胞診断や病理診断技術の向上などを支援しました。これにより、対象地域において子宮頸がんの早期発見率が増加し、子宮頸がんによる死亡率の減少に寄与しました。