持続的水産資源利用促進計画プロジェクト
The Project for Promotion of Sustainable Marine Fisheries Resource Utilisation in the Republic of Trinidad and Tobago
終了案件

- 国名
- トリニダード・トバゴ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 水産
- 協力期間
- 2001年9月~2006年9月
プロジェクト紹介
トリニダード・トバゴは石油と天然ガスに依存した経済政策の見直しの一環として、国内需要の半分以上を輸入に頼ってきた水産物の自給を図っていましたが、水産物生産の増大や雇用の創出を図るうえで指導的な役割を果たす人材がおらず、その育成が課題となっていました。我が国はこれまで、カリブ漁業開発訓練所(CFTDI)に対し、漁業技術、漁船機関、水産加工の3分野において教官育成や教材整備を支援しましたが、水産業の持続的な発展のためには、CFTDIが水産局と連携し、漁業者への技術普及を通じて水産資源管理を強化することが必要とされていました。本プロジェクトでは、沿岸漁船の監視手法や冷凍装置の保守管理、水産局普及員への4分野(資源管理、試験操業技術・漁具開発、水産食品加工技術・流通、漁船機関)の技術移転を実施しました。これにより、同国の漁業者による水産資源の持続的な利用に寄与しました。