小規模農家向け優良稲種子普及計画プロジェクト

The Project for the Dissemination of High-Quality Rice Seeds for Small-Scale Farmers in Bolivia

終了案件

国名
ボリビア
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2000年8月~2005年7月

プロジェクト紹介

ボリビアのサンタクルス県は、稲の生産が盛んな地域ですが、稲作農家の90パーセントを占める小規模農家の水稲平均収量は大規模農家のおよそ半分にとどまっており、小規模農家に対する稲の品種改良、種子栽培および普及が急務となっていました。この協力では、小規模稲作農家向け優良稲品種および系統の選定、稲種子増殖技術の開発・改善、普及用の優良稲種子(保証稲種子)の生産および普及を支援しました。これにより、対象地域における小規模農家向け優良稲種子の普及システムの確立および生産性の向上に寄与しました。

協力地域地図

小規模農家向け優良稲種子普及計画プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 稲種子用モミ栽培圃:国際熱帯農業研究センター(以下、CIAT:於コロンビア)サアベドラ試験場 

  • 遺伝資源保管室:CIATサアベドラ試験場 

  • いもち病抵抗性検定用試験圃:CIATサアベドラ試験場 

  • 生産・販売を続けている種籾(保証種子):CIATサアベドラ試験場 

  • イネの開発品種を紹介する育種研究員。右4点はプロジェクト期間中に、左3点はプロジェクト終了後に開発され、奨励品種として普及を行っている:CIATサアベドラ試験場 

  • ヤパカニ地区の焼畑。1 回耕作の後3〜4年放置し、再び3ヵ月かけて再生林を焼き払い、さらに3ヵ月かけて残渣を整理してイネを散播する。穂刈りに合わせてイネの草丈が高い。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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