ザンジバル水公社経営基盤整備プロジェクト

The Project for Enhancement of Water Supply Management of Zanzibar Water Authority

終了案件

国名
タンザニア
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2008年1月~2011年1月

プロジェクト紹介

タンザニアのザンジバル最大の島ウングジャ島では、1920年代から水道の整備が行われ、地下水及び湧水が主要水源の一つとして使われていました。しかし、ザンジバル革命政府(RGoZ)が1982年に社会保障的観点から水道サービスを無償化した結果、財政難によって、老朽化した送配水施設の更新や十分な維持管理が行われず、漏水が多発し、給水能力不足となっていました。このような状況に対し、日本は2006年から2010年にかけて無償資金協力事業「ザンジバル市街地給水計画」を実施し、給水能力の増強を行いました。一方で、水道使用者から水道料金が殆ど徴収されておらず、低い料金徴収率がザンジバル水公社(ZAWA)の経営に悪影響を与えていました。この協力では、顧客管理システムの確立、並びに、請求、料金徴収、顧客苦情対応に関する能力強化等を行いました。これにより水道料金徴収体制が確立され、ZAWAの経営基盤が強化されました。

協力地域地図

ザンジバル水公社経営基盤整備プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ZAWA本部外観、ウングジャ島担当職員は全てこの本部に勤務している 

  • メーター検針作業の様子。 

  • JCC(合同調整委員会)の様子。今後の活動方針の決定が行われた。 

関連情報