第二次地方村落妊産婦ケア改善計画

終了案件

国名
モロッコ
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
保健医療
交換公文(E/N)署名
2006年8月~
供与額
9.72億円

プロジェクト紹介

モロッコの母子保健環境は都市部と村落部の格差が大きく、妊産婦死亡率(対出生10万件)は、都市部187に対して村落部267で、施設分娩率は、都市部では7割を超えている一方で、村落部はその半分程度に留まっていました。この協力では、特に妊産婦のケア体制が遅れている2州の19医療施設において、周産期ケアに必要な施設や機材の整備を支援しました。これにより、対象病院では分娩件数が29,107件(2005年)から40,770件(2010年)に増加するなど、同国における妊産婦のケア体制の強化に寄与しました。

協力地域地図

第二次地方村落妊産婦ケア改善計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 建設を行ったケニトラ県エル・イドリシ州病院産科棟。 

  • ケニトラ県シディ・アラル・タジ保健センターでの分娩直後の新生児介護の様子。 

  • スタット県ベニ・クルーグ保健センターに調達された救急車。 

  • クーリブガ県ウーラッド・アズーズ保健センターで活用されている管理記録票。 

  • ガルブ・シュラルダ・ベニフセン州エンジニアリング病院維持管理センター。バーコードによって機材登録が行われている。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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