グヌンキドル県水道整備計画（第2期）

インドネシアのジョグジャカルタ特別州グヌンキドル県南部は保水力が低いカルスト台地のため、安全な水を入手できる住民が人口の3割程度にとどまっていました。また、給水を受けている場合も10日のうち8日が断水状態で、住民の多くは生活に必要となる十分な水が得られず、河川や浅井戸の不衛生な水の使用を余儀なくされていました。この協力（第1〜2期）では、同県南部において取水施設2ヵ所と配水池・ポンプ施設7ヵ所の新設などを支援しました。これにより、住民への給水量を確保し、安全で安定した飲料水の供給を図りました。