農村地域における社会経済開発のための地場産業振興にかかる能力向上計画

人口の4分の3が農村部に居住し、その多くが不安定な農業収入に依存しているベトナム。地方の農村部の開発を通して地方住民の生計向上を図ることが、格差拡大に伴う社会不安定化を防ぎつつ、持続的な成長を遂げるための重要な鍵となっています。この協力では、最も貧困な地域として開発が重要視されている北西部山岳地域4省（ディエンビエン省、ホアビン省、ライチャウ省、ソンラ省）において、一村一品運動の考え方を取り入れ、農村部における地場産業振興を通した住民の生計向上を推進するモデルづくりを支援しました。これにより、構築された地場産業振興モデルを活用して地域の強みを生かした産品の創出に寄与しました。