ハロン湾環境保全プロジェクト
The Project for Environmental Protection in Halong Bay
終了案件

- 国名
- ベトナム
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理、民間セクター開発
- 協力期間
- 2010年3月~2013年2月
プロジェクト紹介
ベトナムでは、1986年の「ドイモイ政策」採択以降、著しい経済成長を続けている一方で、自然環境が悪化していました。1994年、世界遺産に登録されたハロン湾は、国随一の観光地と同時に、国内でも有数の石炭の産地であり、国北部の主要な工業開発地域となっているため、ハロン湾近郊で急激な工業化および、それに伴う都市の拡大が進み、排水・廃棄物、マングローブの伐採、海域への土砂堆積、無秩序な埋め立てなど、環境汚染が深刻になっていました。この協力では、クアンニン省の環境汚染改善にかかる実施体制を構築し、人材育成など、対策実施に向けた取り組みを支援しました。これにより、ハロン地域の持続可能な観光に向け、クアンニン省関係機関の環境管理実施能力の強化に貢献しました。