総合コミュニティ開発プロジェクト

Integrated Community Development Project

終了案件

国名
パプアニューギニア
事業
技術協力
課題
ガバナンス、平和構築
協力期間
2009年3月~2012年3月

プロジェクト紹介

豊かな自然資源を有するパプアニューギニアでは、切り立った山々が高く連なる地形に広く分散する800 以上の部族を国民として統合することがむずかしく、行政能力の脆弱さ、自給自足経済と貨幣経済の混在、部族間抗争等による治安の問題が指摘されてきました。この協力では、同国では初めてとなるコミュニティ開発政策を支援しました。ポートモレスビー首都圏および東セピック州をモデル地域とし、同国政府の総合コミュニティ開発政策に基づいて、持続的コミュニティ開発を推進するために必要な人材・組織・体制の強化に寄与しました。

協力地域地図

総合コミュニティ開発プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 第5回JCC。2011年3月に首都ポートモレスビーにて開催された合同調整会議(JCC)の様子。コミュニティ開発省次官の出席のもと、第2年次の総括および第3年次の方針が協議された。 

  • CPによるPCM-WS。Patiko村で行われた、コミュニティ開発省スタッフによるPCMワークショップの様子。プロジェクトにて研修を受けたスタッフが自ら村人の前に立って実施した。 

  • 住民による測量。給水パイロット事業を実施しているPatiko村で、井戸掘削に先立ち、地形測量を実施。プロジェクトの指導の下、住民たちは平板測量を学び実践していった。 

  • 水が出て喜ぶ住民。パイロット事業で実施したPatiko村給水事業の写真。2ヵ月余りにわたる井戸掘削の末、ついに水が出て喜ぶ住民。 

  • ポンプを用いての井戸からの給水。Patiko村では水不足が長年住民を苦しめてきた。きれいな水に容易にアクセスできるようになることはまさに住民の悲願だった。 

  • 井戸の風景。完成した井戸の様子。掘削作業はすべて住民が行った。この後、井戸から村内各所への給水設備を敷設して完成となる。 

  • 第1回NICDAC。首都ポートモレスビーにて、コミュニティ開発に関わるあらゆる省庁、またNGOを交えて行われた会議(NICDAC)の様子。縦割り意識の強い同国において、これから関係機関がパートナーシップを組んでコミュニティ開発政策に携っていくきっかけとすべく開催された。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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