海上警備強化機材整備計画(2/2期)
The Project for Improvement of Equipment for Maritime Security Enhancement
終了案件

- 国名
- マレーシア
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- ガバナンス
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2009年3月~
- 供与額
- 2.78億円
プロジェクト紹介
マレーシアとインドネシアを隔てるマラッカ海峡は、世界の海運において、大型船舶の約3分の1が通過する国際的な主要航路の一つです。また、日本に輸入される原油の多くがこの海域を通過し、非常に重要な地域です。しかしながら、同海峡南部は極端に狭く、浅瀬や岩礁・沈船も数多く存在しており、大型船は速度を落として航行する必要があるため、この海域で海賊行為が多く発生していました。この協力(第2期)では、マレーシア海上警察に対し、海上保安のために必要な小型高速艇、夜間暗視装置などの整備を支援しました。これにより、マラッカ海峡沿岸における警備体制が強化され、同海域の航行安全の更なる向上に寄与しました。