土砂・洪水災害軽減プロジェクト

Project on risk identification and land-use planning for disaster mitigation of landslide and floods

終了案件

国名
クロアチア
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2009年5月~2014年3月

プロジェクト紹介

クロアチアでは地震や降雨による地すべりや斜面崩壊、土石流などの土砂災害が多発しています。また、石灰岩地域においては局所的洪水も発生しやすくなっています。このような地域は都市周辺部に多く、人口増加などに伴い被害の甚大化が懸念されていますが、開発規制や災害予警報・避難体制などの対策はほとんど行われてきませんでした。この協力では、同国の研究グループと協力して、危険度評価手法やハザードマップ作成手法、災害リスクを考慮した土地利用ガイドラインの開発を行いました。これにより、災害対策の充実を図り、被害の軽減に寄与しました。

協力地域地図

土砂・洪水災害軽減プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 2010年5月24日、クロアチア科学教育省において、クロアチア側からフックス科学教育大臣、日本側から田村大使の列席のもとに行われた当プロジェクトのLaunching Ceremony 

  • 2011年3月、プロジェクトサイトの一つであるリエカ市の市議会場で、本プロジェクト成果の社会実装を推進するため、リエカ市並及び周辺地域の防災担当者に対して行った説明会 

  • 2011年3月、リエカ地域及びスプリット地域で行った気象データ及び河川流量等に関する水位計設置 

  • 2011年5月及び7月に日本側・クロアチア側研究者共同で、リエカ地区グロホボ地すべり地において、連続計測GPSと自動計測Total Stationによって構成される、地すべり移動量並びに誘因変動に関する総合的観測システムを設置 

  • 2011年5月及び7月に日本側・クロアチア側研究者共同で、リエカ地区グロホボ地すべり地において、連続計測GPSと自動計測Total Stationによって構成される、地すべり移動量並びに誘因変動に関する総合的観測システムを設置。写真は、GPS、トータルステーション用ミラー、W-LANアンテナ、電源供給ボックス、ソーラーパネル。 

  • 土砂災害グループ・総括合同研究グループ集合写真 

  • 洪水災害研究グループ集合写真 

  • プロジェクトに関する会議風景 

  • 地すべりに関して講義を行う丸井新潟大学教授(本プロジェクト日本側研究代表者) 

  • 講義を行う佐々京都大学名誉教授(本プロジェクト土砂災害グループ日本側リーダー) 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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