医療技術者育成システム強化プロジェクト

カンボジアは、内戦の影響で保健医療体制の整備が立ち遅れ、医療従事者の不足や、基礎的な国家制度の未整備など、医療人材に関わる多くの課題を抱えていました。日本はこれまでも、医療技術者育成プロジェクトを実施し、その結果、医療技術者育成のための基礎的な制度・基盤が確立されたものの、医療技術者への教育の提供や質の向上が必要です。この協力では、医療技術者育成システムにおいて重要な役割を果たす教員の質を担保するために、看護などに関する保健省・人材育成部の能力強化を支援しました。これにより、質の高い医療技術者の育成に寄与しました。