全国物流マスタープラン策定プロジェクト

The Project for the Comprehensive Transport and Trade System Development Master Plan

終了案件

国名
タンザニア
事業
技術協力
課題
運輸交通
協力期間
2011年7月~2013年8月

プロジェクト紹介

東部アフリカの玄関口ダルエスサラーム港を擁するタンザニア。インフラ整備を通じた経済成長促進を目指し、周辺国間の物流にも重要な役割を果たす4つの主要回廊の開発を計画しています。しかし鉄道・港湾など輸送モード間の結節や手続き上の非効率さのため、国内全体の物流円滑化の実現には程遠い状態でした。この協力では、主要回廊の将来ビジョンと、それに向けた物流戦略に関するマスタープラン作成の調査を支援しました。これにより、域内の交通および物流の円滑化に寄与しました。

協力地域地図

全国物流マスタープラン策定プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ダルエスサラーム港での現地踏査。タンザニア各地の港を周り、施設の管理状況や、荷役・税関でのオペレーション状況について詳細に聞き取りを行う。 

  • キックオフミーティング(2011年9月15日)。本調査の概要を関連機関へ説明するとともに、自由な意見交換が行われ、会場からはタンザニアの交通セクターに関する活発な意見が出された。 

  • ワーキンググループミーティング(3月23日)。今後の方針を固めていく上で、各セクターの現状と課題、短期計画の展望などを協議しあった。 

  • 2012年1月16日〜21日、本邦研修が行われタンザニア側から5名のカウンターパートが国土交通省を訪問した。日本の交通セクターにおける先端技術や、異なる交通モードの運営管理、交通ネットワークの様子を視察し、本調査への理解を促すとともに、カウンターパートと良好な関係を築いた。 

  • 本邦研修での国土交通省訪問。国土交通省を表敬訪問した際の写真。コーディネータでもあるLaiser氏(左)から前田統括官(右)へタンザニアの伝統木彫りが記念品として贈呈された。 

  • 運輸省の建物。周辺にはオープンカフェのレストランや、各種オフィスがあり、日々とてもにぎわっている。 

  • ダルエスサラーム市内にあるRAHCO(Reli Assets Holding Company:鉄道資産保有会社)のオフィス。毎日朝から道路、港湾、鉄道の各セクターの担当者がそれぞれのオフィスで調査、分析、議論を重ねている。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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