セナ回廊開発計画調査プロジェクト

Project for the Study on Development of the Sena Corridor

国名
マラウイ
事業
技術協力
課題
運輸交通
協力期間
2010年10月~2012年3月

プロジェクト紹介

セナ回廊は、マラウイからモザンビークのベイラ港、チンデ港へ至る国際回廊で、かつては道路・鉄道・水運が整備されており、マラウイから外港へ至る主要な経路でした。しかし、モザンビーク内戦(1977〜1992年)以降、運行が不可能となり、国際回廊としての機能が衰退しました。また、1997年に発生した洪水により、同回廊上の道路、鉄道軌道が押し流されました。この協力では、セナ回廊の交通開発計画を作成しました。これにより、セナ回廊の陸上交通インフラが復旧されることで、マラウイと周辺地域の経済開発、貧困削減に貢献しました。

協力地域地図

セナ回廊開発計画調査プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 1997年に発生した洪水により、同回廊上のチロモ〜バングラ間の道路及び鉄道軌道が押し流されたため、当該区間の道路及び鉄道による通行が不可能となった。現在は渡し船で住民が移動している。 

  • 回廊上に位置するシレ橋。建設後半世紀以上が経過しているが、メンテナンスがされておらず腐食が進む。 

  • 雨季には冠水する既存道路。セナ回廊開発計画調査プロジェクトでは道路の整備・補修を提案している。 

  • EUの支援によってセナ回廊の道路整備が進む。写真は国道1号線。 

  • マラウイ国資金により整備されたンサンジェ河川港。 

  • マラウイ国資金により整備された橋梁。 

  • 整備・補修が必要とされる鉄道軌道。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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