ティラベリ州ギニアウォーム撲滅対策飲料水供給計画

終了案件

国名
ニジェール
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
水資源・防災
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2009年6月~
供与額
7.3億円

プロジェクト紹介

アフリカの西部・中央部を中心に生息するギニアウォーム。ギニアウォームはひも状の寄生虫で、その卵を食したケンミジンコが、飲み水とともに体内に入り孵化すると、ときには90センチメートル以上に成長し、皮膚を突き破って外に出てきます。水道や深井戸を利用することが出来ずに飲み水をため池などの不衛生な水に頼る貧困層の人々が感染することが多く、ニジェール政府の努力にもかかわらず、給水率が低く衛生環境が劣悪なティラベリ州ではいまだ撲滅には至っていません。日本は、同州内のティラベリ県に23箇所、テラ県に97箇所の深井戸給水施設を建設し、また給水施設の維持管理組織を整備して村民啓発活動の実施と建設された給水施設の持続的運用の管理を支援しました。

協力地域地図

ティラベリ州ギニアウォーム撲滅対策飲料水供給計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 素掘りの伝統井戸。補強は無く、ワジを1メートル程掘ってある。 

  • 写真1の井戸から汲み上げた水。 

  • 溜まり水。家畜も中に入って水を飲んでおり、極めて不潔である。ギニアウォームに感染したミジンコが生息している。 

  • 大ワジにできた湖。家畜の水飲み場となっているが、人も利用している。 

  • 女性が1個20リットルのバケツを頭上に乗せて水を運搬している様子。 

  • 【完工後の様子】設置された給水施設 

  • 【完工後の様子】設置された給水施設 

  • 【完工後の様子】設置された給水施設 

  • 【完工後の様子】設置された給水施設 

  • 【完工後の様子】プロジェクト銘鈑 

関連情報

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