国立青少年交響楽団基金楽器及び視聴覚機材整備計画

国名
ベネズエラ
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
教育
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2010年1月~
供与額
0.63億円

プロジェクト紹介

国立青少年交響楽団基金は、音楽活動を通じてベネズエラの貧しい子供たちを貧困から救い、健全に育成することを目的に、1979年に設立されました。2008年現在、全国186の音楽教室で約40万人の子供達が同基金において音楽活動を行っていますが、その90パーセント以上が貧困地域の子供たちです。同基金は、才能ある青少年の活躍の場を広げるために、新たな国家選抜オーケストラの創設や活動拠点である音楽社会活動センターの整備に取り組んでいます。日本は、この取り組みを支援するため、楽器や視聴覚機材の整備を行い、ベネズエラの青少年の健全育成と音楽教育の質の向上に寄与しました。また今後、同基金オーケストラによる日本の楽曲の演奏、日本公演の実施など音楽を通じた両国間の文化交流促進も期待されています。

協力地域地図

国立青少年交響楽団基金楽器及び視聴覚機材整備計画の協力地域の地図

協力現場の写真

  • カラカス市内にある音楽社会活動センター。国立青少年交響楽団基金の練習および演奏会の拠点として、米州開発銀行の支援により建設された。(協力準備調査時撮影) 

  • 音楽社会活動センターの第2コンサート・ホール。国立青少年交響楽団基金カラカス市選抜合唱団による練習の様子。(協力準備調査時撮影) 

  • 国立青少年交響楽団基金サリア音楽教室。小学校を利用して毎日午後に練習が行われている。7歳〜11歳までの児童オーケストラのパート練習の様子。(協力準備調査時撮影) 

  • 国立青少年交響楽団基金テレサ・カレーニョ青少年交響楽団のコンサートの様子。平均年齢15歳〜20歳の子供たちによる選抜オーケストラである。(協力準備調査時撮影) 

  • 国立青少年交響楽団基金の弦楽器修理アカデミー兼修理工房。弦楽器の製作も行っている。他に、管楽器修理アカデミー兼修理工房も有する。(協力準備調査時撮影) 

  • 音楽社会活動センターシモン・ボリバル・コンサート・ホールの撮影機材コントロール室(協力準備調査時撮影) 

  • これまでに作成されたコンサートの記録DVDや音楽教育プログラムビデオの一部。各地の音楽教室に配布され、視聴されている。(協力準備調査時撮影) 

  • 【供与された機材】国立青少年交響楽団にて使用されているビデオ、編集機材などの視聴覚機材 

  • 【供与された機材】国立青少年交響楽団にて使用されているビデオ、編集機材などの視聴覚機材 

  • 【供与された機材】国立青少年交響楽団にて使用されているビデオ、編集機材などの視聴覚機材 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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