空港治安対策強化計画

Project for Improvement of Airport Security Equipment at Queen Alia International Airport in Jordan

終了案件

国名
ヨルダン
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
運輸交通
交換公文(E/N)署名
2009年8月~
供与額
14.37億円

プロジェクト紹介

ヨルダンでは、2005年8月にアカバ湾でミサイル発射事件、同年11月には首都アンマンで爆弾テロ事件などが発生しましたが、首都にあるクイーンアリア国際空港は、保安機材の不足から空港区域に入る旅客や貨物に対する検査が不十分な状況にありました。この協力では、同空港に対し、X線検査用建屋の建設と大型X線検査装置、移動式大型X線機材、爆発物検査装置、移動式X線検査装置などの機材の調達を支援しました。これにより、空港に流入する貨物や車両に対する保安検査の精度が向上し、テロを未然に防ぐとともに、旅客と貨物、航空機に対する保安対策が強化されました。

協力地域地図

空港治安対策強化計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 【協力実施前】貨物地区入口検問所:路上で順番に1台ずつ止めて調べるため、ピーク時間帯では長蛇の列となる。 

  • 【協力実施前】貨物地区入口検問所:老朽化で画像機能が低下しているX線検査装置。 

  • 【協力実施前】貨物地区入口検問所 貨物トラックの検査:荷台の中を調べる警備職員。荷物が詰まっていると、目視検査では荷台の奥まで確認できない。 

  • 【協力実施前】旅客等入口検問所(EDTS)建設予定地:サイトの奥から既設検問所を遠望 

  • 【協力実施前】航空保安対策の現状:受託手荷物検査場(旅客ターミナル) 

  • 【協力実施後】大型X線検査棟全景 

  • 【協力実施後】爆発物検査装置(EDTS) 

  • 【協力実施後】爆発物検査棟(旅客等入口検問所) 

  • 【協力実施後】大型X線検査装置(移動式)車両検査用のブームを展開した状態 

  • 銘板 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。