道路・橋梁の建設・維持に係る品質管理向上プロジェクトフェーズ2

Improvement of Quality Management for Highway and Bridge Construction & Maintenance, Phase 2

終了案件

国名
フィリピン
事業
技術協力
課題
運輸交通
協力期間
2011年10月2014年9月

プロジェクト紹介

フィリピンの国道は、約7割が舗装されていますが、そのうちの約3割はひび割れなどが見られ、未舗装道路も含め全国道の約半数が補修や改良、改修が必要な状態でした。日本は、フェーズ1にて道路・橋梁の維持管理に係るマニュアル整備や研修により、技術者の能力向上を支援しました。この協力(フェーズ2)では、道路・橋梁の維持管理サイクルの改善、道路斜面や橋梁の維持管理に関わる現場レベルの技術者の能力向上を支援しました。道路・橋梁の維持管理体制を強化することにより、同国における運輸および交通網の整備・改善が見込まれます。

協力地域地図

道路・橋梁の建設・維持に係る品質管理向上プロジェクトフェーズ2の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 本プロジェクトのチェアマンである公共事業道路省(以下、DPWH)のアシス次官に供与機材を手渡す長尾総括 

  • 本邦研修の際に訪れた国土交通省・六甲砂防事務所管内の砂防ダム建設現場を見学するカウンターパート 

  • 橋梁補修パイロットプロジェクトにおいて補修された橋梁 

  • カンボジア側のプロジェクトチームとの技術交流において、活発な議論がなされた。 

  • 日常維持管理ポケットブックの作成のための現場視察時に日常維持管理についてDPWH現場技術員に技術指導を行う三倉専門家(手前)、佐川専門家(左端)、川上専門家(左奥) 

  • 第1回橋梁詳細点検マニュアルOJT(On the Job Training)において、本プロジェクトのフェーズ1において供与された非破壊検査機器の使用方法を指導する長尾総括(中央)、高田専門家(右端) 

  • 第1回橋梁詳細点検マニュアルOJT終了後の集合写真 

  • 特殊橋梁でカウンターパートに点検方法を指導する尾幡専門家(左から2人目) 

  • 維持管理サイクル改善活動のワークショップでカウンターパートに指導を行う長尾総括(右端) 

  • 本プロジェクトのフェーズ1にて供与された橋梁点検車を使用してODAツアーメンバー(猪俣公使:右から4人目)へ橋梁維持管理について説明するカウンターパート 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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