農産物残留農薬検査体制・能力強化支援プロジェクト

The Project for Strengthening of Agricultural Pesticide Residue Analysis System

実施中案件

国名
エチオピア
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2011年11月~2016年11月

プロジェクト紹介

エチオピアでは、2008年に主要輸出品であるコーヒーから残留農薬が検出され、日本向け輸出の激減を招き、経済状況に負の影響を与えました。これにより、食品の安全管理の重要性が認識され、農業省内に残留農薬検査所が新設されましたが、同検査所には微分量分析の経験者がほとんどいないため、十分な検査ができていない状況でした。この協力では、同検査所の残留農薬検査機能の強化を支援しました。これにより、農産物の品質管理の向上に寄与しました。

協力地域地図

農産物残留農薬検査体制・能力強化支援プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • サンプルとなるコーヒー豆の準備 

  • 抽出・精製作業 

  • ガス・クロマトグラフを用いた分析 

  • 分析結果についてディスカッション 

  • 本邦研修報告会の様子 

  • 残留農薬検出のための作業をする助手と指導するプロジェクト担当の伊澤義郎さん。(写真提供:久野 武志/JICA) 

  • 成分抽出用にコーヒー豆を非常に細かな粉状にする。(写真提供:久野 武志/JICA) 

  • 残留の可能性のある農薬成分を凝縮させるための作業をする助手と、指導をするプロジェクト担当の伊澤義郎さん。(写真提供:久野 武志/JICA) 

  • エチオピア各地から集められたコーヒー豆。細かい地名や収穫日などが記載されている。(写真提供:久野 武志/JICA) 

  • 抽出された溶液を解析する機械(写真提供:久野 武志/JICA) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。