フロントライン母子保健強化プロジェクト(マザーナイル・プロジェクト)フェーズ2

Frontline Maternal and Child Health Empowerment Project Phase 2(Mother Nile Project Phase 2)

終了案件

国名
スーダン
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2011年9月2014年9月

プロジェクト紹介

スーダンでは妊産婦死亡率・1歳未満児死亡率が世界平均を大きく上回っています。同国では、村落助産師(VMW)の介助による自宅出産が一般的ですが、知識や技術が十分でないため、母子保健の改善にはVMWの能力強化が不可欠です。この協力(フェーズ2)では、北部スーダン全州におけるVMWの能力向上と、セナール州で妊産婦や新生児の健康を改善するための包括的なモデルの確立を支援しました。これにより、北部スーダンにおいて、より多くの妊産婦と新生児が妊娠・出産に関するケアを受けることができるようになり、妊産婦と乳児の死亡率の減少に寄与しました。

協力地域地図

フロントライン母子保健強化プロジェクト(マザーナイル・プロジェクト)フェーズ2の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ジャジーラ州現任研修(TOT)修了式で、州保健省のプライマリー・ヘルスケア部長と州母子保健コーディネーターがTOT講師に修了証書授与を行った。 

  • 2012年5月7日National Midwifery Celebration Dayがコルドファン州で開催されたた。 

  • ジャジーラ州現任研修(TOT)修了した村落助産師にVMW(村落助産師)キットを贈与。 

  • コミュニティー・プランニングー妊婦登録や緊急時搬送を村落でバックアップできる体制づくり。 

  • VMW現任研修の中で、コミュニティーセッションで絵を描いて、村人への健康教育・啓発する方法を学んでいる。 

  • セナール州のワダニール病院で受診した母子に聞き取り。 

  • ワダニール病院建設進捗の確認。 

  • セナール州プライマリー・ヘルスケア・センターで働く村落助産師に日本人専門家が聞き取り。 

  • セナール州プライマリー・ヘルスケア・センターにて供与機材の運用・管理チェック。 

  • セナール州プライマリー・ヘルスケア・センター供与機材のハンド・オーバー式典(右:プロジェクト総括と左:セナール州保健大臣)。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

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