HIV・AIDS対策計画(第3期)

The Project for HIV/AIDS Control

終了案件

国名
ケニア
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
保健医療
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2010年12月~
供与額
2.94億円

プロジェクト紹介

国内のHIV陽性率が、2006年以降6〜7パーセントで横ばいを続けているケニア。HIV新規感染者および死亡者を減少させるためには、HIV検査を受ける機会を国民に広く提供することが重要です。また、効果的なカウンセリング・検査サービスを提供するには、その質の保証、検査へのアクセスの改善などと共に、安定した検査キットの供給が不可欠です。この協力(第1期〜第3期)では、140万人分のHIV迅速検査キットを供与して、HIVカウンセリング・検査体制の強化を支援しました。これにより、HIVカウンセリング・検査受検件数の増加に寄与しました。

協力地域地図

HIV・AIDS対策計画(第3期)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 試験紙とランセット、採血チューブ等がビニール袋に密封梱包されている。特に、試験紙は二重にアルミ包装され、耐湿度対策が取られている。 

  • 受付、在庫、検査結果等の管理のためもの。在庫管理の記録簿には使用検査キットの銘柄(デターミン、SDバイオライン、ユニゴールド)が印刷されている。 

  • カウンセリング受付票 自発的なカウンセリング及び検査(Voluntary Counseling and Testing :VCT)の実施を担うVCTセンターの受付で渡される。受検者の匿名性が確保され、カウンセリング・検査が提供される。 

  • デターミンHIV検査キットの構成(ピペット、ランセント、バッファー) 

  • ジョモ・ケニアッタ空港近くの空港倉庫(医薬品の配送倉庫) 

  • 施設設置型のVCTへのアクセスが困難なグループを対象とする移動型VCT。車輌で牽引して地方都市/村落や企業、団体などへ出向く。 

  • ナイロビ市より南南東約130キロメートルのエンブ市にあるVCTセンター。街の中心部に配置されている。 

  • カウンセリング室には何時でも検査に対応できるよう、検査キット及び検査に必要な消耗品を準備している。(写真左端は検査廃棄物を入れる箱) 

  • ティカ地区病院内、VCTセンター 

  • ケニア保健省 エイズ・性感染症対策プログラム(NASCOP)によるHIV対策にかかるプレゼンテーション 

関連情報