救急車整備計画

The Project for Replacement of Ambulances

終了案件

国名
ブータン
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
保健医療
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2011年1月~
供与額
1.61億円

プロジェクト紹介

ブータンは国全体が山岳地帯であり、未舗装を含む悪路が多いため、医療分野においては、患者を医療施設に安全に輸送することが最優先課題の一つとなっていました。全国の病院などに配置されている救急車69台のうち、26台については老朽化が著しい状況でした。この協力では、26台の救急車と車内医療設備を供与しました。これにより、老朽化した車両や車内医療機材が更新され、車両と機材の性能が上がることにより、未舗装道路で長距離搬送される患者や妊婦の負担軽減などの医療サービスの改善に寄与しました。

協力地域地図

救急車整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 更新対象車両の現況:26万キロ以上を走破しており、早急の更新が必要である。(サンドロップ・ジョンカル病院) 

  • 更新対象車両の現況:床は痛みがひどく腐食が見える。(イェベラプツェ病院) 

  • 更新対象車両の現況:24万キロ以上を走破している。(ペマガツェル病院) 

  • 更新対象車両の現況:ストレッチャーはなく、マットレスで代用。添乗者椅子も傷んでいる。(タシガン病院) 

  • 更新対象車両の現況:車両内部の走行メーター。32万キロ以上を示している。(ブムタン病院) 

  • 更新対象車両の現況:ストレッチャーが取り外され、床の痛みがひどい。(レゼブ病院) 

  • 道路の現況:チュカからパロ移動中の落石。 

  • 道路の現況:モンガルの道路、滝の水が道路を横断している。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

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