灌漑農業のための人材育成プロジェクト

Project of Capacity Development for Agriculture with Irrigation

国名
ボリビア
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2012年11月~2016年11月

プロジェクト紹介

ボリビアでは、人口の7割以上が農牧業に従事していますが、その大多数が貧困農家です。水不足によって農業の生産性が低く、生産量が不安定であるため、灌漑の導入が求められていますが、灌漑面積は全農地面積のわずか11パーセントに過ぎません。また、同国では灌漑に関わる人材の技術不足などにより、灌漑開発が計画通りに進捗していません。この協力では、灌漑分野の人材育成と国立灌漑学校における人材育成活動の強化を支援します。これにより、対象地域における灌漑農業の促進に寄与します。

協力地域地図

灌漑農業のための人材育成プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ポトシ県テコヤ灌漑地区内圃場において、灌漑農業の展開方向に関してプロジェクトカウンターパートのSENARI(国家灌漑サービス局)およびSEDERI(県灌漑サービス局)職員と意見交換を行う灌漑農家。 

  • 灌漑を利用したネギの生育状況を示すテコヤ集落の農家。 

  • 建設中の灌漑事業取水地点において今後の灌漑事業の進め方、灌漑農業の普及などについてカウンターパート職員と意見交換を行う事業受益農家。 

  • ポトシ県ポトシ市における灌漑研修に関するセミナーで説明を行うカウンターパートと参加したSEDERIや大学関係者、灌漑組織代表者など関係者約50名。 

  • オルロ県のタカグアダムにおいて、土砂流入物の排除などのダムの維持管理における課題についてカウンターパート職員と意見交換を行う灌漑農家。 

  • タリハ県サンハシントダム管理所において、カウンターパート職員および灌漑組合農家に洪水吐ゲートの制御方法を説明する管理技術者。 

  • オルロ県ソラカチ市の灌漑地区において水路の排砂ゲート操作をカウンターパート職員および灌漑農家に示す灌漑組合の管理担当者。 

  • コチャバンバ県オメレケ市にてFICHA FIV(事業要望票)作成研修の講義を行うSENARI局長。農民と技術者併せて約50名が参加。 

  • FICHA FIV(事業要望票)の作成演習において県や市庁舎の技術者に対して指導を行うカウンターパート職員。 

  • ラパス県の13のコミュニティを対象に行った水利権の許可証授与式において許可証を受けた水利組合農家。これにより、灌漑施設事業や組合としての水利活動が認められる。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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