税関近代化のための通関電子化及びナショナル・シングルウィンドウ導入計画

終了案件

国名: ベトナム
事業: 無償資金協力（贈与契約（G/A））
課題: 民間セクター開発
贈与契約（G/A）締結（供与期限）: 2012年3月～
供与額: 26.61億円

プロジェクト紹介

ベトナムでは、ITを活用した輸出入・通関手続きの効率化を図るため、電算システムによる税関申告を導入していますが、システム制御面の不備やネットワークの脆弱性などの課題がありました。また、複数の輸出入手続を一回の申請で行うことができるナショナル・シングルウインドウの導入も遅れています。この協力では、輸出入・港湾関連情報処理システム（NACCS）および通関情報総合判定システム（CIS）技術を活用した電子通関システムの構築を支援しました。これにより、通関手続きの迅速化・効率化を図りました。

協力地域地図

税関近代化のための通関電子化及びナショナル・シングルウィンドウ導入計画の協力地域の地図

事業評価

評価結果

協力現場の写真

【協力実施前】タンソンニャット国際空港税関（通関事務室）の様子
【協力実施前】ベトナム側によるデータセンター建設現場（ハノイ市内）
【協力実施後】ベトナム側により建設されたデータセンター（ハノイ市内）
【協力実施後】無償資金協力により調達されたサーバー等の機材
【協力実施後】無償資金協力により開発されたベトナムの輸出入・港湾関連情報処理システム（VNACCS）の画面例（IDA：輸入申告事項登録画面）
【協力実施後】（ニン副首相ら臨席の下）ハノイで行われた運用開始式典にて握手する我が国の愛知財務副大臣（兼復興副大臣）及びベトナムのトゥアン財政副大臣（2014年4月）
【協力実施後】VNACCSを使用した通関業者による申告の様子（於：ホーチミン税関の通関事務室）
【協力実施後】VNACCSを使用した通関関連手続きを行う税関職員（於：ホーチミン税関の通関事務室）
【協力実施後】VNACCSを使用した通関関連手続きを行う税関職員（於：ビンズオン税関）

税関近代化のための通関電子化及びナショナル・シングルウィンドウ導入計画

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