河川流域機関総合水資源管理能力向上プロジェクトフェーズ2
Project on Capacity Development for River Basin Organizations in Integrated Water Resources Managementin the Republic of Indonesia(Phase 2)
終了案件

- 国名
- インドネシア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 水資源・防災
- 協力期間
- 2014年12月~2018年12月
プロジェクト紹介
インドネシアでは、水需要増加に対する水資源開発の遅れにより、農村、都市での水不足、更に洪水対策、水質悪化などの問題が生じています。このような状況に対し、「河川流域機関実践的水資源管理能力向上フェーズ1」を実施し、水文観測、水配分管理、統合洪水管理、河川区域管理、河川施設管理、住民参加など12の分野でガイドラインやマニュアル、トレーニングモジュールなどを整備し、河川流域機関の研修実施体制の強化を図ってきました。この協力(フェーズ2)では、その成果の全国への普及活動なども含め、河川流域機関の体制と能力の更なる向上を支援します。これにより、総合水資源管理に関する取組みの継続的な強化に寄与します。
1)上位目標
総合水資源管理にかかる RBO の能力が、構築された能力強化枠組みを通じて、継続的に強化
される。
2)プロジェクト目標
RBO に対する能力強化活動にかかる拡充されたメカニズムを通じて、総合水資源管理に関わる RBO の能力が改善される。
3)成果
成果1
フィールドプラクティスサイトにおける RBO の総合水資源管理に関する能力が改善される。
成果2
実施体制、関係者の責任分担、研修実施体制といったものを含む RBO の能力強化のためのフレームワークが構築、運用される。
成果3
総合水資源管理に関する技術標準やガイドライン、マニュアルといった能力強化のためのリソー
スに対するアクセスの良さや信頼性が改善される。