地下帯水層への塩水侵入対策・地下水管理能力強化プロジェクト

The Project for Capacity Enhancement of Groundwater and Seawater Intrusion Management in the Republic of Cuba

終了案件

国名
キューバ
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2013年2月~2017年1月

プロジェクト紹介

キューバのハバナ南西部沿岸地域に位置するマヤベケ県とアルテミサ県には、クエンカ・スルと呼ばれる地下水源地帯があり、ハバナ市への主要な給水源となっているほか、飲料水や農業用水としても利用されています。しかし、気候変動の影響により過去10年間で取水量がほぼ半減しているほか、平均海水面の上昇が生じ、地下水への塩水侵入が進行しています。この協力では、塩水侵入が地下帯水層に与えるインパクトに関する調査、地下水モデルを用いた塩水化実態の再現と将来予測、有効な対策手法、および管理のための技術や人材の強化を支援します。

協力地域地図

地下帯水層への塩水侵入対策・地下水管理能力強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • インセプション・レポート協議の中で供与機材および携行機材の細かな仕様を検討する土木コンサルティング公社(GEIPI)、水利公社(GEARH)およびハバナ土木コンサルティング公社(EIPH-ハバナ)の技術者と木原、小原両専門家。 

  • 2013年3月19日に開催した第1回プロジェクト実施委員会(PEC)。 

  • 2013年7月23日に開催した第2回プロジェクト実施委員会(PEC)。 

  • 現地踏査を行ない対象地域の地形・地質状況を協議するEIPH-ハバナ技術者と専門家チーム。 

  • マヤベケ県水利公社およびEIPH-ハバナの技術者から既存観測井の説明を受ける専門家チーム。 

  • 露頭の前で地質状況を協議するEIPH-ハバナ技術者と専門家チーム。 

  • 水理地質構造を把握するために電気探査を実施しているEIPH-ハバナの技術者。 

  • 地下水モニタリンググループ(GIS/データベース サブグループ)のメンバーとGIS/データベースのフォーマットを協議するとともに供与したGISソフトウェアについて説明を行なう池元専門家。 

  • 地下水涵養、塩水侵入対策技術グループを組織し、活動計画を協議する山田、藤田両専門家。 

  • 2013年6月20日に開催した第1年次技術セミナーでプロジェクトの概要を説明する木原専門家。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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