小規模農家の市場志向型農業改善プロジェクト

Improving Small-Scale Farmers' Market-Oriented Agriculture Project

国名
エジプト
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2014年5月~2019年5月

プロジェクト紹介

就業人口の約25パーセントを占める農業は、エジプトにおいて重要産業のひとつです(2015年時)。しかし農村部では住民の約53パーセントが貧困状態に置かれており、農業の中心地ともいえるミニア県、アシュート県では農家の約9割が小規模農家で、彼らに対する支援が貧困削減と発展に貢献する重要な課題となっていました。この協力では、市場志向型アプローチに基づいた普及フローの確立や農業協同組合の活動計画策定・実施能力の強化を行いました。これにより、対象2県の小規模農家の農業所得の向上を図りました。

協力地域地図

小規模農家の市場志向型農業改善プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ミニア県の農業土地開拓省(以下、MALR)にて。農業普及局、農業サービスフォローアップ局職員から情報・データ収集 

  • MALRが作成している普及教材(内容 は伝統的なコムギ、メイズなどの作物から園芸作物など) 

  • アシュート県農業局内ラボでの生物防除の研究 

  • 農協スタッフからのヒアリング(アシュート県) 

  • 農民が持っている帳面(所有土地面積、作付け、肥料等の情報が記入されており、銀行からの借入時の資料にもなる) 

  • トマトの種苗店 (農民の要望による受注生産。キュウリなど、他の園芸作物も生産可能) 

  • トマトの栽培風景 

  • ニラの収穫。仲買人(奥の女性)が 圃場に買い取りに来ている。 

  • キャベツを仕入れに来た仲買人(市場価格が良い時は仲買人が畑に買い付けに来る。1個2ポンドで仕入れ、5ポンドで販売) 

  • 卸売市場 (民間卸売商人の集合している場所。 仲買人のセリにより価格が決まる) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。