都市インフラ整備のためのデジタル地形図作成プロジェクト

Digital Topographic Mapping Project for Urban Infrastructure Development

終了案件

国名
コートジボワール
事業
技術協力
課題
都市開発・地域開発
協力期間
2013年10月~2015年10月

プロジェクト紹介

コートジボワールの大アビジャン圏では、10年間におよぶ経済および政治の不安定な時期に都市インフラへの投資や維持管理がほとんど行われてこなかったため、近年の急激な人口増加に伴い、都市インフラの整備は喫緊の課題となっていますが、都市インフラの整備に欠かすことのできない中縮尺の地形図が1985年から更新されていません。この協力では、縮尺2,500分の1のデジタル地形図、縮尺5,000分の1のオルソフォトマップおよび地理情報システムデータベースの作成を支援し、国家技術研究開発局・地形図リモートセンシングセンターの職員の能力強化を図ります。これにより、大アビジャン圏のインフラ整備の促進に寄与します。

協力地域地図

都市インフラ整備のためのデジタル地形図作成プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • JICA調査団と国家技術研究開発局(以下BNETD )、地形図・リモートセンシングセンター(以下CCT)と実施計画の説明、協議時の様子 

  • ステークホルダーに向けこの協力で実施する地理情報の利活用・普及キックオフセミナーの集合写真(主要来賓者:外務大臣代理2国間協力部長、建設住宅都市衛生省官房長、JICAコートジボワール事務所米崎所長、BNEDT 総裁代理) 

  • 高さの基準(水準原点)を確認するために験潮所を維持管理するアビジャン自治区港湾局へのヒアリング調査 

  • プロジェクトの各仕様、基準作りのための協議 

  • アビジャン都市部の航空撮影許可が下りた撮影機(再委託) 

  • CCTの撮影士・ナビゲーターに対しアナログ撮影とデジタル撮影の違いに重点をおいた撮影計画・品質管理に関する技術講義の実施 

  • CCT測地技官に対して標定点測量理論の技術講義の実施 

  • 水準測量の現地トレーニングの実施 

  • 航空写真の中に位置と高さを有する点を目印(対空標識)として写すための対空標識の設置トレーニングの実施 

  • この協力では、総計105点の対空標識の設置、GPS観測を実施した(後列右から3人目:JICAコートジボワール事務所小島所員) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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