アンザリ湿原環境管理プロジェクトフェーズ2

Anzali Wetland Ecological Management Project Phase 2

実施中案件

国名
イラン
事業
技術協力
課題
自然環境保全
協力期間
2014年4月~2019年3月

プロジェクト紹介

イランのカスピ海沿岸に位置するアンザリ湿原は、渡り鳥の飛来地として知られていますが、人為的影響により環境が悪化していました。これまで日本は、同湿原の生態系保全総合管理調査とともに、湿原管理委員会(AWMC)の設立、水質モニタリング手法の確立、環境教育・エコツーリズム計画の作成などの技術協力(フェーズ1)を実施してきましたが、この協力(フェーズ2)では、フェーズ1で確立されたAWMCのもと、流域管理、廃棄物管理、下水管理、環境教育、エコツーリズム、湿原生態系の6つの技術委員会を設置。複数の関係機関に対する人材育成を支援することで、アンザリ湿原の統合的管理システムの確立を目指します。

協力地域地図

アンザリ湿原環境管理プロジェクトフェーズ2の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 2014年5月14日開催の第1回合同調整委員会会合にて、ギラン州知事のナジャフィ氏とJICAイラン事務所竹内所長によるミニッツ署名交換。加えて向かって右側は、Deputy Project Directorである環境庁(以下、DOE)本庁のカリミ氏、中央後方はProject ManagerであるDOEギラン事務所のボルジ所長。 

  • DOEギラン州事務所の正面に本プロジェクトの開始を広報するバナー。2014年6月7日における環境週間の初日イベントとして、DOEギラン州事務所内に設置されたプロジェクト事務所の開所式が催された。 

  • セルケ鳥獣保護区におけるバードウォッチングタワー上(ソハンコール鳥獣保護内の水上にて撮影) 

  • カウンターパートとJICA専門家チームでのアンザリ湿原での合同現地視察(2014年5月29日) 

  • 2014年6月21日に流域管理技術小委員会のキックオフミーティングを開催(自然資源・流域事務所、ギラン州水資源公社、農業開発推進省ギラン州事務所、ギラン州気象局、DOEギラン事務所、およびJICA専門家が同小員会メンバーとして出席) 

  • エコツーリズム専門家によるエコツーリズムのインタプリテーション技術の研修の様子(2014年6月24日) 

  • 2014年8月2〜6日にかけてギラン州知事のナジャフィ氏やProject DirectorであるDOE本庁のケイハ自然局長らを含むプロジェクト関係の高官5名を滋賀県に招いての環境保全活動に係る講義や視察の様子(甲賀広域行政組合衛生センターにおける焼却施設内) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。