橋梁維持管理能力向上プロジェクト

The Project for Capacity Development on Bridge Maintenance and Management

終了案件

国名
モンゴル
事業
技術協力
課題
運輸交通
協力期間
2013年5月~2015年9月

プロジェクト紹介

モンゴル国内の道路には375の橋梁が建設されていますが、近年の経済成長による急激な交通量の増加に伴い、老朽化する橋梁への対策や維持管理の強化が急務となっています。これまで日本は、無償資金協力により「太陽橋」と呼ばれる道路橋をはじめとする橋梁の建設を支援してきましたが、この協力では、橋梁の維持管理に関する各種ガイドラインやマニュアルの作成、橋梁情報のデータベース化や政策策定、維持管理にかかわる人材の能力強化などを支援しました。これにより、同国における橋梁の維持管理の向上に寄与しました。

協力地域地図

橋梁維持管理能力向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 道路交通省(以下、MRT)、ウランバートル市(以下、UBC)、JICAモンゴル事務所、JICA専門家チームなどで組織される合同調整委員会(JCC)の様子。 

  • MRTの管理する地方橋梁について、点検を行ったときの様子。点検にはOJTとして、MRTをはじめ、橋梁維持管理を現地で実施している橋梁維持管理会社や橋守も参加した。 

  • UBCの管理するウランバートル市内の橋梁について、点検を行ったときの様子。点検にはUBCの職員も参加し、損傷の確認方法や計測方法などに関してOJTを実施した。 

  • 橋梁データベースシステム開発に関するワークショップの様子。データベース担当マスタートレーナーを対象とし、パソコンを使用した実践的なトレーニングを実施した。 

  • 橋梁点検ワークショップの様子。点検の目的や実施方法、点検調書の内容などについて説明した。 

  • 橋梁補修工法選定ワークショップの様子。橋梁の損傷と原因分析結果や、補修・補強の方法と事例などについて説明した。 

  • 橋梁維持管理セミナーの様子。計画的な橋梁維持管理の必要性や日本・米国の橋梁維持管理の事例について説明した。 

  • 橋梁補修工法選定マニュアルに関するワークショップの様子。マニュアルに基づき、補修・補強工法の種類や施工手順、選定方法について説明を行った。 

  • 橋梁健全度評価マニュアルに関するワークショップの様子。マニュアルに基づき、健全度評価の方法や健全度評価調書について説明し、演習問題を行った。 

  • 橋梁の冬期点検の様子。河川の水位が低下する時期を利用し、夏期には確認の難しい橋脚や基礎の摩耗状況などを点検した。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

関連記事等

関連記事等はありません。