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ゲシュム島の「エコアイランド」構想による地域のための持続可能な開発計画策定プロジェクト

The Project for Community-Based Sustainable Development Master Plan of Qeshm Island toward "Eco-Island"

実施中案件

国名
イラン
事業
技術協力
課題
自然環境保全
協力期間
2015年11月~2018年11月

プロジェクト紹介

イランのゲシュム島は、ホルムズ海峡上に浮かぶ貿易・経済の拠点です。周辺には、海産哺乳類などの希少動物の生息場、渡り鳥の飛来地などがあり、またペルシャ湾最大のマングローブ林やサンゴ礁を有している一方、石油・ガス開発や観光開発などにより環境は脅かされ、観光資源の劣化や環境汚染が進んでいます。この協力では、自由特区(15年間の免税など)を除く地域の環境に配慮した地域住民の生活向上および自然資源の保全を目的としたマスタープランの策定、島全体の既存マスタープランへの環境影響評価手法の導入などを支援します。これにより、マスタープランに基づいた同島の持続可能な開発に寄与します。

協力地域地図

ゲシュム島の「エコアイランド」構想による地域のための持続可能な開発計画策定プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ハラ・マングローブを飛び立つサギ。ハラ・マングローブは、中東最大のマングローブ。 

  • 島内に23ヵ所あるジオサイトの一つであるStatue Valley。他の惑星のような風景。ユネスコのグローバル・ジオパーク・ネットワークの登録を目指して、登録の申請が取り組まれている。 

  • ゲシュムの沖合を泳ぐイルカの群れ。運が良ければ、イルカに午前中に出会うことができる。 

  • 島の内陸のガス田から燃え盛る炎。ゲシュムは豊かな自然と恵まれた天然ガス・石油の二つの資源を持つ。 

  • 村の代表者によるワークショップ。エコアイランドのイメージのアイデア出しを行っている。多数の意見が出てくることも、お国柄のひとつ。 

  • 魚・エビ、ナツメヤシ、お米。ヘンガン島ではエビ養殖が進められている。ナツメヤシは古来からの食材。ゴマダレをかけたり、いろいろな食べ方がある。 

  • ジオサイトの一つであるSalt Dome。世界最長の塩の洞窟である。洞窟内にたまった水で戯れる観光客。 

  • 干潟に降り立ったサギ。干潟は、陸域・海域と大小の生物を結びつける生物多様性のキーファクター。 

  • 第1回エコアイランド委員会。島のいろいろな関係者が島の将来を話し合う。 

プロジェクトニュース

関連情報

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