天水稲作持続的開発プロジェクトフェーズ2

Sustainable development of Rain-fed Lowland Rice Production Project, PHASE TWO

実施中案件

国名
ガーナ
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2016年5月~2021年3月

プロジェクト紹介

ガーナでは、人口増や食生活の変化により、コメの消費量が大きく増加し、生産量を上回り、輸入により補完しています。コメは主要穀物の一つですが、生産全体の約8割は、天水を利用した稲作であるため、収穫は天候に大きく影響を受け、生産性も低い状況です。フェーズ1の協力では、対象地域の州・郡職員を営農や普及技術の研修トレーナーとして育成し、農家への技術普及や普及員によるモニタリングシステムを構築し、「普及ガイドライン」として取り纏めました。この協力(フェーズ2)では、同ガイドラインに基づく稲作の普及を支援します。これにより、国産米の生産量の増加に寄与します。

協力地域地図

天水稲作持続的開発プロジェクトフェーズ2の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 天水稲作圃場。農家グループは、フェーズ1で学んだ稲作技術を継続して適用している。フェーズ2では、対象地域を拡大し、研修を通じて稲作技術の普及を図る。グループリーダー(左)から稲作に関する悩みや疑問などの相談に乗るアシャンティ州農業局職員(右)。 

  • モデル圃場から技術を適用した農家に聞き取りをする専門家とノーザン州農業局職員。 

  • テクニカルコミッティ会合でこのプロジェクトの年間活動計画案を説明するノーザン州農業局職員(中央)。フェーズ2では、フェーズ1で確立された天水稲作技術の35郡への普及展開を地方分権化政策にのっとって行う。そのため本会合では、郡統合予算の策定および配賦に強い影響力をもつ郡調整局長の理解と協力を得られるよう、同局長ら参加者に対し丁寧に説明する。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

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