幹線道路軸重計整備計画

内陸国であるエチオピアの幹線道路は、農産物や物資などの流通に重要な役割を果たしていますが、過積載車による道路損傷およびそれによる事故や渋滞が深刻な問題となっていました。
エチオピア道路公社は厳しい管理を行っているものの、既存の軸重計の老朽化、また適切なポイントに軸重計が設置されていないことから、十分な取締を行うことができていませんでした。この協力では、幹線道路上の過積載車取締ポイント14ヵ所（新設計測所3か所、既設更新計測所11か所）において、軸重計の更新および荷重計の新設を支援しました。これにより、通行車両の積載量計測の強化・効率化を図り、道路状況の向上と道路交通の円滑化に寄与しました。