マナグア市都市開発マスタープランプロジェクト

Project for Urban Development Master Plan for Managua City

実施中案件

国名
ニカラグア
事業
技術協力
課題
都市開発・地域開発
協力期間
2016年1月~2017年5月

プロジェクト紹介

ニカラグアの首都マナグア市の人口は、2005~2012年にかけて約10パーセントと高い増加率となっています。他方、同市の人口密度は中南米諸国の首都の平均と比較して低く、利用可能な土地が有効に活用されていない状況を示唆しています。低密度の市街地の拡大は、インフラ整備による財政負担増や都市機能の効率性の低下をもたらし、都市の持続性が損なわれます。この協力では、首都圏の都市機能の効率化、自然災害への脆弱性の軽減に配慮した土地利用計画・都市計画の策定を支援します。これにより、社会・経済・都市・産業・環境の開発のための効果的・効率的なプロジェクトの策定に寄与します。

協力地域地図

マナグア市都市開発マスタープランプロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ニカラグアの首都マナグア。低密度の市街地拡大が進行している。 

  • 市の中心部でも住宅やオフィスは平屋もしくは2階建て程度で、全体的に低層な家屋が多い。 

  • 旧マナグア大聖堂は1972年の地震により大きな損傷を受けているが、復旧されないままである。 

  • 幹線道路の交通渋滞の様子。自動車台数の増加により、近年、渋滞が深刻化しつつある。 

  • 多くの路線バスが集まるバスターミナル。周辺に小売店が集まり歩道から人が溢れ、客待ちのバスが滞留するため、一般車両の通行にも支障をきたしている。 

  • 歩道には多くの電柱や立ち、歩行者の障害となっている。また派手な看板も少なくない。 

  • 毎年雨季には激しい降雨があり、市内を流れる排水路の容量を上回ると、水路から溢れ、幹線道路を含む中心部が冠水する事態が発生している。 

  • マナグア市の西にあり、自然環境保護地の指定をうけているネハパ湖。豊かな自然環境が保全されている。 

  • マナグア市役所の都市開発に係る能力の強化もこの協力の大きな目的の一つである。講義やディスカッション、OJTや、日本へ市職員を派遣しての研修などを実施している。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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