ストックホルム世界水週間への参加

8月23日から27日の期間、ストックホルム国際水研究所(SIWI)が主催する世界水週間が、昨年と同様ウェブ上で開催されました。
その中でGIACは、米州開発銀行(IDB)が中心となって企画した「Focus on the Americas 2021」という中南米の水・衛生をテーマにしたプログラムに含まれる1時間のセッション「Managing the new normal:water resources and climate crisis」に、他の7組織と共に参加しました。

セッションの準備段階では毎月参加組織による定期的な打合せを行い、プロジェクト内部でも、コチャバンバ県庁のカウンターパートを含むメンバーでGIACの発表内容やプレゼン資料の検討を重ねました。GIACからはボリビア人のプロジェクトメンバーが発表者として参加し、セッションではファシリテーターとのやり取りに加え、視聴者からの質問にもインタラクティブに対応しました。IDBによると、プログラム全体で約1,500名が視聴者として参加したということで、非常に多くの参加者を得ながら世界水週間は成功裏に幕を閉じました。

プロジェクトは、今回のイベント参加を通じて得たIDBとのコネクションを、今後ロチャ川流域での水事業促進のための資金確保のチャンスにつなげていければと考えています。

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ウェブ開催で行われたストックホルム世界水週間のセッションでのGIACのプレゼンテーションの様子