多目的ダム管理会社ミシクニの水質分析室の改善活動

コチャバンバのロチャ川流域は水不足の地域であり、流域の住民にとって、山を越えて運ばれてくるミシクニダムから水が供給されることが長年の夢となっています。そして、この水の供給に向けて多くの組織が取り組んでいます。この水は都市圏の上水にも利用される予定であり、浄水場は完成したものの、その水質分析室はまだ機能していません。

GIACは、ロチャ川流域組織間プラットフォームを通じて、ロチャ川流域の水にかかる関係機関との調整の場の構築に取り組んでいますが、その一環として、ミシクニ会社の水質ラボ改善のサポートを開始しました。

この水質分析室は、将来、コチャバンバ都市圏の多くの住民の健康を守る重要な役割を担っていきます。そのため、GIACはこの水質分析室が機能するようサポートしていきます。

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ミシクニ会社の水質担当者と日本人専門家による水質分析室の改善に向けた方針協議の様子