第3回合同調整委員会(JCC)の開催

2018年6月13日に第3回合同調整委員会(JCC:Joint Coordinating Committee)を開催しました。本会議には、カンボジア側から環境省、経済財政省、国土整備・都市化・建設省、工業手工芸省、観光省、農村開発省、水資源気象省、農林水産省、鉱山エネルギー省、公共事業・運輸省、カンボジア開発評議会、日本側からJICAカンボジア事務所、プロジェクトメンバー等、各省庁の代表者が一堂に会してプロジェクトに関する協議を行いました。

JICAカンボジア事務所の田中次長及び環境省のEang Sophallet副長官(Under Secretary of State, MoE)が開会の挨拶を行った後、プロジェクトの総括である村松団長より、本プロジェクトの進捗や課題に関する報告を行いました。具体的には、EIA分野ではEIAレビューマニュアル及びセクターガイドライン(道路分野)のドラフトに関して、水環境分野ではカンボジアの水質汚濁防止法 “No. 27 ANRK. BK, Phnom Penh, April 06, 1999”の現行法(Sub-decree)の改正に関するドラフト案について、研修分野ではタイへの第3国研修及びこれまでに実施した研修実績に関する報告を行いました。

その後、Sao Sopheap環境省アドバイザー(Advisor and Director of Cabinet, MoE)主導のもとにオープンディスカッション・質疑応答が行われ、今後の活動内容、スケジュール及び次回の合同調整員会仮日程が承認されました。

今後プロジェクトでは、7月29日に予定されているカンボジア総選挙の影響を避けるため、7月上旬~8月中旬の活動は自粛しますが、8月下旬から活動を再開する予定です。次回の合同調整委員会は、特にプロジェクトで喫緊の課題が発生しない限り、2019年6月の開催を予定しています。

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開会のセレモニーの様子

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開会の挨拶を行ったJICAカンボジア事務所の田中次長

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開会の挨拶を行ったEANG Sophalleth副長官

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閉会の挨拶を行ったSao Sopheap環境省アドバイザー

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本プロジェクトの村松団長(左)による報告

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集合写真

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会場の様子

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会場の様子